YouTuberのヒカルさんの動画
好きでちょいちょい見てます。
ちょっと「おっ?!」となるタイトルの動画がありました。
【心境の変化】YouTubeで日本一を目指すことを諦めます
…という、2023年05月03日に上がった動画。
この中でいろいろヒカルさん語ってましたよ。
おおまかなぼくの感想、結論としては
・トータルで良い話だと思った
・方向転換についての話が「たしかに」ってなった
・知らない話が聞けて「オトク」だと感じた
…正直ね、
もともとヒカルさんのファンな人からすると
さらに惚れるんじゃないかと思うんですよ。
惚れるというか、さすがというか。
あとね、
上から目線の観客はきっとこう思います。
「あれこいつ、使えるな」と。
そしてその、
ヒカルのトークを聞くとメリットがある
と思う人間が増えれば増えるほど
ヒカルさんの術中になる内容だと思いました。
目次
日本一に「選択と集中」というテコ入れ
タイトルはやっぱり
ちょっと煽り気味というか、目を引くように
「諦め」という単語を使っていましたが、
どうやら話は
・フィールドを選ぶ
・客層を選ぶ
・大前提として得意なトークを伸ばして
深く刺さる層に深く刺しに行く
→深く刺さる人を増やして広げていく…
ということが
ざっくりとした今後の戦略のようです。
どういうことかというと、
以前までヒカルさんは日本一というのを
すべてパーフェクトで勝ち取る
って感じの意味合いで使っていたようです。
・チャンネル登録者数日本一
・全年齢層に視聴されてウケている状態
・影響力もトップ
・再生数もトップ
…ざっくりこういうのを狙っていたのですが、
それを変えると。
…
…
いまの置かれている現状を見て(お得意の)分析したら、
影響力だと
・経済を動かせるレベルの影響力
はすでに持っている
→ビジネス的な影響力なんかではもうすでに
日本一か日本ニくらいになってることに気づいた
・格闘技の階級で例えると全部の階級で1位になった人はいない、きっと今後もない
・海外の登録者を伸ばしても、ヒカルさんのビジネスが伸びる要因としては薄い(サービス買ってくれるわけではない)
…なので、
・格闘技の階級で2階級3階級制覇や4階級制覇のレベルはいる、それを伸ばす
・向いてないことはやらない
…つまらない小手先やって海外ウケや子供うけの新規層にリーチ
やる時間がもったいない、費用対効果が弱い、
・向いてることに時間やエネルギー使う方が良い
トークが刺さるひとや、買い物してくれる大人層に向けていく
具体的には20代30代40代くらい
トークを伸ばすために時間の余白を作り、いろどる

前まで全方位でやってきたのは、
それだけ
エネルギーが必要で
仕事で言うとブラック企業のような状態を
長いこと継続してきたようです。
しかもチームで。
今回それを見直すことで、
時間を空けるようにして
その分空いた時間で
映画見たり体験を増やしたりしはじめたんですって。
それで何が起こるかと言うと
「トークのネタが増える」
「アイデアを考える時間ができる」
結果、長所のパフォーマンスが良くなるそうです。
ゆくゆくは週休二日制くらい(ノーマルな企業の働き方くらい)
に持っていって、チームで利益を伸ばしながら
うまく回るようにしていく…と。
良いですね。
ヒカル兄のまえっさんのご家庭としても
休みが増えるのはきっといいことでしょ。
あとツイキャスにチカラ入れるってね。
マネーの虎(令和の虎)に出演して好評…20代30代40代まだまだ深くできるな
ヒカルさんが
日本一の定義を見直す要因のひとつに
マネーの虎(令和の虎)に出演した評判も
関係があるようです。
コメント欄や口コミなどで
・「ヒカルってこんなに面白かったのか」
・「ヒカルはこの尖りが良い」
そこの評価を見てヒカルが思ったのは、
・世間の「ヒカル」への評価が4〜5年前くらいで止まってるひとがまだまだいる
・トークで獲得してきた20代30代40代のファン層には
まだまだ伸びしろがある
ってことみたいです。
たしかに実際見ると
・ガンガン言いたい放題、まくしたてる煽りまくるような振る舞い
・それでいて言いくるめる話術を持ってる
…そんで
そこをもっと伸ばしていこう
ってなったようです。
コンカフェ(コンセプトカフェ)がいまビジネス的にアツい、実際行ったらたしかに楽しかったらしい

ヒカルさん、
トークを伸ばす一貫としてプライベートで仲間と
新宿のコンカフェに行ってみたそうです。
コスプレ系飲食店(コスプレけいいんしょくてん)とは、漫画やアニメを中心としたサブカルチャー、とりわけおたく文化を取り入れ、店員がコスプレをして接客を行う飲食店である。
女性店員がメイドのコスプレを行って接客する喫茶店を特にメイド喫茶、メイド喫茶にガールズバー、キャバクラの要素を含めたものをメイドカフェと呼び、男性店員が執事のコスプレをして接客する飲食店を執事喫茶、女性店員が男装のコスプレをして接客を行う王子喫茶やギャルソン喫茶と呼んでいる。
これらの業態は店に何かのコンセプトがあるということが共通しており、さらにメイドカフェから始まったため、一括して「コンセプトカフェ」と総称するようになった。
店内内装や制服、メニューなどにある特定のテーマを打ちだして営業する飲食店であり、メイドカフェはその一形態にくくられることになった。
引用元:コスプレ系飲食店Wikipedia
コンカフェでヒカルさんが感じたことは
・良心的な値段ですごく楽しめた、フツーに飲み食いで1万円でお釣り来る
・キャバクラだったら何十万円も取られるはず
・働いてる女の子のレベルが高い
・働いてるコたちも楽しそうに自由に働いてる(服装髪型自由や時給高めなど)
ビジネス的な視点で言うと、
・新宿だけでも180店舗くらいあるらしい
・いまブームが来てる
ここで
「ヒカルさんそれビジネスでやる気じゃあ…」ってのは
さすがに安易かなとは思いますが、
これを動画にして言うってだけで
コンカフェのビジネスで利益出したい人間が
コラボの依頼とか、
仕事を持ちかけるとか
なにかしらの引力が働く可能性は増えますよね。
これが…影響力か。
たしかに求人も自由そう稼げそう、待遇良く高時給
ぼくはふと思ったんですよ。
ヒカルさんが行った舞々悪魔(まいまいでびる)では
女の子が15、6人くらいいたそうで…
コンカフェのお店が増えてて、
働きたい女の子が増えてるなら
求人もやっぱりあるんじゃないのかと。
「コンカフェ」って入れて検索したら
いくつかヒット。
にも結構な数ありました。
条件みたら自由そうで時給が高い。
週一からOKとかもあるし。
自由とか
楽しいとか
稼げそうとか
グッドなイメージには人やエネルギーがあつまるんでしょうね。
ニュースとかで飲食店の人手不足とか言われてますけど
コンカフェには女の子もお客さんも集まる…
なんだろう、これが時流の一端なんでしょうね。
楽しい、自由、グッドなイメージ。
まとめ、今回の路線変更はきっと周囲にも影響があるはずだ
ヒカルさんの「日本一を諦める」動画を
見た感想の話
でした。
・フィールドを選ぶ
・客層を選ぶ
・大前提として得意なトークを伸ばして
深く刺さる層に深く刺しに行く
→深く刺さる人を増やして広げていく…
ということでしたが、
これを動画にして言うって時点で
きっとヒカルさんの周りにもかなりの影響があるはずです。
情報もきっとそう。
例えば「この映画おもしろいよー」っていうのから
「このビジネス、実は利益が出るよー」とか。
ヒカルさん「時流」という言葉をたびたび使いますが
情報や戦略にも
選択と集中のチカラが働くとしたら
これからどうなってしまうのでしょうね。
…もともとネットニュースになるくらい
靴を売ったり、ジョイフルハンバーグ売ったりしてきたのに
なのにさらにエグいことが起こりそう。
オールラウンダーから
スペシャリストっぽくなるヒカルさんは
ますます特化して、どこを
どこまで伸ばしていくのか。
ますます楽しみです。
…結果的にもともと狙ってた日本一も
取れちゃったりしてね。